これからの開発技術戦略リーダーに期待すること 開発技術戦略リーダー養成講師インタビュー vol.1⑨

これからの開発技術戦略リーダーに期待すること

㈱日本能率協会コンサルティング 技術戦略センター
シニア・コンサルタント
細矢泰弘講師 インタビュー

★IMG_9687森宮
ポテンシャルの高い人が、今後もこのコースには参加されると思いますが、コースが始まる前と終わった後では、どういうふうに変わってほしいなと思いますか?

細矢
自立ですよね。自立してポジティブに事業を立ち上げる意思を持って欲しいと思います。

もちろんコース期間である、3ヶ月ぐらいですぐにそうなるわけではないと思うのですけど、力は後からつけていただくことにして、そのようなマインドには至ってほしいです。

この間もこのコースの修了者の同期の集まりがありまして、一緒に飲んだのですが、その時の人達って、修了してから6、7年経って、それなりに組織の中でいい仕事をしています。

森宮
同期が同志という感覚で、いい意味で、組織内でキャリアアップされているのですね。

社外でわかり合える人達がいるというだけでも、心強いですね。

JMA飯田
このコースに参加するような方々には、もともと素養があったのでしょうか。

細矢
そもそもこのコースが選抜型なので、受講者は全体でやっぱり素養が高いと思います。

マインドも高いし、意識が高い子達が、大企業から安くない受講料という投資をされるわけだから、それなりの方が受講されています。

JMA飯田
(JMA主催の)CTOフォーラムを聴講していて、尖った人材を社内で育成するのは難しいから、尖った人材が欲しかったら、自分だったら外部から引き抜いてくるというような発言を耳にしました。また社内ベンチャーを立ち上げるようなセミナーを作ってみたくて、企業でヒアリングしたときに、結局、素養のない人をリーダーにすることは、おそらく

できないだろうなという意見がありました。もともと素養自体は育てるものではないですよね。

人にも、単純作業が向いている人と、クリエイティブな仕事が向いている人と、営業行って情報集めてくるようなのが得意な人がいると思うので、そのあたりをうまく、配置して役割分担できればいいかもしれません。全部の要素が必要だと思います。

細矢
コンサルタントの人達では、商売をやっている人のほうがいいってよく言っています。実家が商売をしていました、とか。やっぱりお金とか、キャッシュを回収するって大変じゃないですか。例えば師走の支払いの回収に奔走するとか、商売として、そのような経験をしていた人達のほうが圧倒的にビジネスに向いていると思います。

プログラムとしてそのような経験を提供できたらいいと思いますね。感覚を磨くという目的で。仮想体験っていうかみたいなのができたら。それはおそらく、若いうちのほうがいいと思います。大きいよね、要素は。後天的な努力もあるとは思いますが。本田宗一郎と藤沢武夫みたいな感じで、得意不得意を見極めて任せるところは任せる、みたいあり方もありますから。

その話でいいますと、営業担当がリーダーのほうが絶対にうまくいくんですよね。今までたくさん事業の立ち上げをみてきましたけど、技術担当者は視野が狭くなりがちです。少し乱暴な言い方になりますが、営業をリーダーにして、その後ろで技術や研究分野で優れた人がいた方が、売り上げをキャッシュで回収できる確率が高かったです。

森宮
それはすごく面白いですよね。1人で視野も広げて、新しい技術にアンテナ張ってとか無理ですから。

細矢
折れちゃうと思います。仲間はやっぱり最低2人、自分とペアでいないと、語り合う、悩みを共有するっていうのは大事だよね。ディスカッションできるじゃないですか。スパイラルアップできる。1人だとやっぱり詰まるよね。

ですので、自分にはないものを持っている人を仲間にする、課題を一人で抱え込まない、ということをぜひ実践していただきたいです。

森宮
画一的なスキルと知識で、こういうリーダーシップをとれる人間ができますというよりかは、組み合わせの妙みたいなところがある方が、広がりが出てきそうで面白いですね。

本日は興味深いお話をお聞かせいただきありがとうございました。

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