”多品種大量生産”の時代の人材育成 資材メーカーB社インタビューVol.5

製造担当者の中堅層の共通基本知識とマネジメントスキルを高めるための施策として、CPF(第一線監督者マネジメント資格)とそれに付随するトレーニングを自社内研修として導入いただいた資材メーカーB社様。 人事室長様と人材開発ご担当者様に、導入の経緯や成果について伺うとともに、製造部門の教育体系や技術伝承の考え方についてもお話いただきました。聞き手は日本能率協会(JMA)岡田健作、佐藤敦です。お客様からのご希望で会社名を伏せてご紹介しています。前回の内容はこちら

”多品種大量生産”の時代の人材育成

(岡田)
技術伝承がうまくいかないですとか、世代の人員構成の影響が出てきてしまっているなど、御社と同じような悩みを抱えておられる会社は、ほかにも多くあると思います。

その方たちに、取り組み方のポイントや、こう進めていけばうまくいくかもしれない、あるいは、こうすると失敗してしまうというような教訓やアドバイスなどがございましたら、是非教えていただきたいと思います。

(人事室長)
正直なところ、まだまだ手探りの状態だったりします。他社さんでもやられているように、例えばマイスターみたいなものを設けるだとか、映像に残すといった取り組みも、工場ではしているのですが、会社的にまだパワーが足りなくて。
世の中のトレンドが、これまでとは違って、多品種少量生産というところに向いていますので、どちらかというと、技術を伝承するよりも、そのトレンドに対応して作っていくことにも、非常にパワーをかけていかなければならないということがあります

ですから、月並みですけれども、研修での意識づけのようなことから今はやっていこうとい思っています。伝承の仕組みがないわけではないのですが、実務に結びついてきているかというと、まだそこは少し道半ばという感じですね。

(岡田)
多品種少量生産と大量生産を比較した時に、求める人材像は、異なってくるのでしょうか?

(人事室長)
変わってくるでしょうね。当社の製品の場合ですと、ポールはあくまでポールですので、物自体が変わるわけではなく、中の構造が変わるということになります。

コンクリートを型枠に流し込んで固めるという大きな部分では変わらないのですが、中の形が違うだとか、鉄筋構造だとか、そういう部分が従来と変わってきています。ですので、求められる人材というと、例えば、これまで以上に多様で細かな仕様に対する段取りをいかにうまくやれるか、柔軟な考えができるかなどということが問われると思います。

(人材開発ご担当者)
あとは、実際にある工場の担当者が、別の工場に見学に行った時に、こういう改善の方法があったのかと、新しい発見に繋がったということがありました。研修を行うにあたって、実際にものを見て説明を受けたり、学んだりするというのは非常に効果があるのだなと思いましたね。

(佐藤)
今年実施している「人と機械・設備の最適組み合わせの研修」については、工場見学をしてから、講師の方に講義をしていただくという流れを作りました。現地現物を見て、人と機械がどう動いているかというところを見させていただいて、研修の中でそれを吸い上げながらというかたちで進めていければと思っています。
本日は、貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

~おわり5/5~

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