これからの生産技術者の役割【第2部】1. グローバル生産企画(2)

2 ものづくり方式に基づいた日本と海外拠点の連携

図表2-1に日本と海外拠点の連携を示す。

2-1

Aのコア技術型は、コア技術を日本で開発し、海外拠点では現地企画で開発を進めるという考え方である。コア技術だけを日本で開発する場合もあるが、生産技術、量産立上げまでを一貫して開発して、そのまま移管する方法もある。

生産移管のポイントとして、“改善力”を現地でつけることが重要であり、現地の現場リーダー、第一線監督者クラスヘの教育と訓練が必要である。

Bはコア技術を海外拠点で開発し、現地で生産設計と生産を行う、いわゆる水平分業・モジュール化対応の考え方である。現地での開発と調達をいかに戦略的に可能にするかがポイントとなる。生産設計では、現地での設備に応じた開発設計が要求される。設備の特徴と工程能力を押えておく必要があることはいうまでもない。

生産移管のポイントとしては、キーユニットの品質保証と海外拠点での物流を体系的に考える必要がある。品質保証については、工程での作り込みと検品の組み合わせを工程系列で考えなければならない。また、グローバル調達に関しては、リードタイムについての考慮が不可欠である。その際、国ごとの税金や費用など、商流・物流費用の整理も必要になる。かつて中国では、商流や情報の拠点が香港から上海に移っている。

これからの生産技術者の役割 目次
まえがき

経営戦略と生産戦略の整合化を

ものづくり改善体制づくリヘ5つのキーワード

あとがき

ものづくりで、前人未踏の地を開拓する

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