これからの生産技術者の役割【第3部】3. 製品生産マスタープラン(6)

6 マスタープランによる機能連携

製品・生産マスタープランのポイントは「中期的な技術開発・製品開発・生産革新の連携」であり、その効果を最大限にするには各部門別に中期計画を作成するのではなく、マスタープランを軸にして共同で作成することである。作成したマスタープランの例を図表3-18に示すが、できればこのように一表にまとめると良い。

3-18

この例では左部分に、製品マスタープランとしてこの何年間かで計画している製品群とそれを構成するユニットに対する「固定/変動化構想」を描いている。真ん中にそのユニットにおいての機能・性能目標やコスト目標を実現するためにどのような技術テーマが必要かという技術マスタープランを描いている。そして、右部分にそれを製造する中でのコスト目標や品質目標を設定し、事前にどのような改革を検討していくことが必要か、どのように進めていくのかを明確にしている。これらを明確化し、意識をあわせていくことが重要で、一表にまとめようとすれば、共同で検討しなければならなくなるのである。

また、このような開発の進め方をしようとするとスタッフ部門の役割も重要になる。部門間が効果的に連携を取れるようにするのがスタッフの役割である。

スタッフとしては、とかく自部門の利益や都合を主張しがちな部門に入り込み、全体最適の視点で意見を述べたり、具体的な解決案を提示したり、調整をしたりする本来の役割をしっかりと果たすことが大切である。

スタッフ部門の一人ひとりが「自分自身が横串だ」という意識で、部門を横断的に動き回るように心がけなければならない。

これからの生産技術者の役割 目次
まえがき

経営戦略と生産戦略の整合化を

ものづくり改善体制づくリヘ5つのキーワード

あとがき

ものづくりで、前人未踏の地を開拓する

CPE 生産技術者マネジメント資格 CPF 第一線監督者マネジメント資格 CPP 購買・調達資格公式サイト ものづくりポータルサイト ものづくりのためのJMAオンラインセミナー JMA GENBA Management Conference & Award 第一線監督者の集い GOOD FACTORY賞 受賞記念講演会 ものづくり総合大会 JMI生産・開発マネジメントコース 生産革新プロフェッショナルコース JMA海外体験型研修プログラムJ-EXCEED
ページトップへ戻る