伝わる「技術英語」習得セミナー(Ⅰ基礎編)
わかりやすい!技術・生産部門担当者のための業務英語
目的
技術英語の基礎を学ぶ講座です。
「国際語としての英語」には必要最小限の英語力で、技術情報を正確に効率よく伝達するためのポイントを学びます。また、英語に自信がある方であっても、英語力の低い相手にどのように合わせるべきかを学ぶことができます。
- メール・技術書や現場指導で伝わる技術英語の “コツ” を解説します
- 英語によるコミュニケーションに自信がもてるようになります
対象者
「技術英語」を使用する技術者・英訳実務担当者・生産部門担当者
(※英語力が基礎レベルの方でも受講可)
プログラム
1日 10:00~17:00
【1】技術英語(テクニカルライティング)に必要な要素 - 3つのC
・Clear - はっきり書く
・Concise - 短く書く
・Correct - 正しく書く
技術英語(テクニカルライティング)に必要とされる、三つの要素の概要を学びます。
【2】ムダを省いて英語化する
・情報の順位付けを行う
・強い動詞を使う
原文中のムダを省き、少ない語数で英語化する方法を学びます。
語数が少なければミスも減ることから、正しく伝えることにもつながります。
【3】原文の形にこだわらない
・目的に合ったスタイルを選ぶ
・できるだけ能動態を使う
単なる構文置き換えでは、意味は正しく伝わりにくいもの。文書の目的を見据え、書き手にとっては書きやすくミスをしにくい表現、読み手にとっては分かりやすい表現を、積極的に選ぶ練習です。
【4】情報を正しく伝えるために
・冠詞と可算・不可算
・副詞・助動詞
冠詞は日本語に存在せず正体がつかみづらいもの。副詞や助動詞は意味を誤って覚えていることが多いもの。それぞれの言葉の本来の意味を整理し、情報伝達に影響する間違いと、簡単で正しい使い方を明らかにします。
講師
公益社団法人日本工業英語協会 専任講師