新任工場長セミナー
目的
- 健全な経営意識を持続し、工場の価値向上に向けて組織を導く、工場の最高意思決定者としての決断軸を磨きます。
- 密度の濃い異業種間交流による相互学習による人脈形成の実現をします。
- 日本能率協会発行「工場長の教材」「工場長スキルスタンダード」を事前に学習し、自工場・自身の課題把握されていることを前提に、本セミナーでは、各単元の事前課題が出題され、当日の講義とディスカッションが行われます。
- 「工場長の教材」の学習によって、業種・業態を超えた参加者相互のディスカッションがより活性化し深厚がはかれます。
対象
- 新任の工場長、副工場長、製造部長、製作所長(既任であれば1~2年以内)
- 該当事業所の最高経営責任者
- 製造子会社の社長
- 本社の経営陣の一角 次期工場長予定者(候補者)など
プログラム
1日目 9:00~17:30
【1】今、求められる工場長とは
1.経営者としての工場長
・自工場の最高責任者という立ち位置
・自分自身のマネジメント
2.ありたい工場長とは
・工場長の7つの役割
・工場長としての主要な心構え・心得・態度
3.グループディスカッション
テーマ:「あるべき工場長とは」
【2】ものづくりプロセスの本質
1.事業経営とものづくりの関係
・ものづくりプロセスの見方・考え方
・グローバル時代の国内工場のあり方
2.生産性向上の重要性
・生産性向上活動とものづくり指標との関係
3.グループディスカッション
テーマ:「これからの日本のものづくりを考えた時、自工場の最重要課題は何か」
2日目 9:00~18:00
【3】利益を改善するのに必要な会計の基礎知識とコストダウン
1.工場の収益を改善する管理会計の考え方
・会計のなかで原価はどう動いているか
・管理会計の目的は未来の利益を増やすこと
・損益分岐点分析からコストダウン計画へ
2.効果の大きいコストダウン活動へ向けて
・「誰が」コストを下げるか
・「何を」すればコストが下がるか
・「どれくらい」コストが下がるか
3.グループディスカッション
テーマ:「現場の努力を財務データに直結するには」
【4】工場運営の視点( 組織運営・労務管理・安全衛生・ユーティリティー)
1.工場経営者として
・使命と責任
・心構え、リーダーシップ
2.工場をどう運営して行くのか
・人と組織の動かし方と人事労務管理
・工場の安全保障とリスクマネジメント
3.社会の公器としての責任をどう果たすか
・CSRと社会貢献
4.グループディスカッション
・「工場経営者としてどう自立するか」
ふり返り・研修のまとめ・行動計画作成
※プログラム内容は変更になることがありますので予めご了承ください。途中休憩、昼休みを挟みます。